6月28日(土) 「特定外来植物の実態を知り、駆除してみよう」
場所・・・木曽町
講師・・・楯誠治先生 栩秋洋平先生
特定外来生物による生態系にかかる被害防止に関する法律(外来生物法)によって駆除を進めている生物が25年度現在、国の指定生物105種、長野県では18種類確認されている。(ほ乳類2種、鳥類3種、は虫類1種、両生類1種、魚類4種、甲殻類1種、昆虫類1種、そして植物5種)その中で、木曽地方で目立って見られるのは、オオキンケイギクとオオハンゴンソウ、アレチウリだということで、今回のネイチャーマイスターは、その実態の観察(木曽町内での観察会)と日義地区木曽川沿いのオオキンケイギクの駆除作業を行った。
実際観察してみると、アレチウリはあまり見られなかったが、オオキンケイギクとオオハンゴンソウは至る所でみられて群生しており、駆除が追いつかない現状も教えていただいた。
また、オオキンケイギクの駆除を行ったが、根こそぎ取ったオオキンケイギクは種などが落ちてまた生えてきてしまうため、そのまま野に捨てるわけにはいかず、全部焼却処分をするということも教えていただき、駆除の大変さも理解することができた。